NBAの試合の中でスーパープレイヤーの活躍を見るのは1つの楽しみだと思います。
ただ、それ以外にもNBAには多くの学ぶべき要素が点在します。
今回はいつもの「プレイヤー」に注目するのではなく、NBAの選手に学ぶ「技」に視点を移して紹介していきます。
NBAで生き残るために選手はどんなシグネチャームーブを持っているのでしょうか?
今日ご紹介するのはミネソタ・ティンバーウルブスのハンドリングの魔術師であり、
最年少MVPの偉業を持つのデリック・ローズ選手です。
デリックローズ選手のシグネチャームーブと言えばクロスオーバーなどいろいろとありますが、
今回はそんなデリックローズが使う相手を抜くスキルの1つであるチェンジオブペースを紹介します。
やり方をマスターして、ぜひ各々のチームに持参して活用してみてください。
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Contents
『そもそもチェンジオブペースとは?』
チェンジオブペースとは日本語に直訳すると緩急をつけるという意味になります。
ゆっくりとした状態から(0%)一気に自己最高レベルのパフォーマンス(100%)に持っていきながら、
相手を抜き去るドライブスキルの一種です。
応用版では、クロスオーバーやへジテーションムーブなども使いながら行うチェンジオブペースもあります。
今日紹介するのは、ドリブルのスキルで抜くチェンジオブペースではなく緩急のみで相手を抜き去る、
オーソドックスなチェンジオブペースです。
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【そもそもデリック・ローズって誰?】
本名:デリック・ローズ (Derrick Rose)
【誕生日】1988年10月4日
【出身地】アメリカ合衆国
【身長】191cm
【体重】86kg
【所属】メンフィス大学
【ポジション】PG
【受賞歴】
- MVP : 2011
- 3×NBAオールスターゲーム出場 : 2010-2012
- オールNBAチーム 1stチーム : 2011
- NBAスキルチャレンジ優勝 : 2009
- 新人王 : 2009
- NBAオールルーキーチーム 1stチーム : 2009
デリック・ローズは2008年NBAドラフトにおいて全体1位指名でシカゴ・ブルズに入団を果たしました。
新人王の獲得や2011年にはシーズンMVPなども獲得しています。
しかし、左膝前十字靱帯断裂や右膝半月板断裂などの大きなケガをしてしまいチームとしてもそうだが、個人としての戦力ダウンが目立ってきてしまっているのが現状です。
そんなケガをしても、乗り越えてティンバー・ウルブズとの契約も獲得しました。
これから先もデリック・ローズはチームへの貢献を目指して努力していってくれることでしょう!
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『デリックローズに学ぶチェンジオブペースのポイント:リラックス』
チェンジオブペースの1つ目のコツは、相手に何もしてこないと油断させることです。
ディフェンダーもオフェンスがオフェンスをする気がなければ気を張ってはいません。
そこで大切になってくるのが、リラックスできているかどうかという点です。
リラックスして相手に自分は何もしないと思わせることが大切です。
ボールを保持していてもいいですし、簡単にドリブルしているのもいいと思います。
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『デリックローズに学ぶチェンジオブペースのポイント:一歩目』
チェンジオブペースで大切な2つ目のポイントは、1歩目です。
先ほどリラックスをしていたのとは真逆で一気に0%を100%にギアチェンジをします。
その為に必要となってくるのが、一歩目の付き足の速さです。
緩急が大切になるので、リラックスしている状態から瞬時に自分のトップスピードに持っていくためにも、
ドライブの1歩目は大事な要素となります。
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『デリックローズに学ぶチェンジオブペースのポイント:ドリブル』
3つ目のポイントはドリブルの多さです。
1歩目のメリハリの速さで抜くチェンジオブペースではなるべくドリブルは最小限に最短距離を意識して
リングにアタックすることが大切です。体を半個分ディフェンダーよりも前に出ている状態なので、
追いつかれては意味がありません。
動画でのローズは抜いてからのドリブルはローズだとどんなに多くても3回でもっと少ない場合もあります。
なるべくドリブルを少なくして一気にリングに向かいましょう。
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【まとめ】『デリックローズに学ぶチェンジオブペースのコツ』
いかかだったでしょうか?
・そもそもチェンジオブペースって何?
・そもそもデリック・ローズって誰?
・デリックローズから学ぶチェンジオブペースのコツ①:リラックス
・デリックローズから学ぶチェンジオブペースのコツ②:1歩目
・デリックローズから学ぶチェンジオブペースのコツ③:ドリブル
今回はミネソタ・ティンバーウルブスのNBA屈指のプレイヤーであるデリックローズ選手のチェンジオブペースについてご紹介しました。
NBAにはまだまだ日本人でも活用できる、プレーが多く眠っています。
今後も選手とともにご紹介をしていくので是非参考にしてください。
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