NBAの試合の中でスーパープレイヤーの活躍を見るのは1つの楽しみだと思います。
ただ、それ以外にもNBAには多くの学ぶべき要素が点在します。
今回はいつもの「プレイヤー」に注目するのではなく、NBAで駆使されている「戦略」に視点を移して紹介していきます。
一昔前に比べ、個人技でけではなかなか勝つことができなくなってきているNBAの中でどんな戦略が存在するのでしょうか?
今日ご紹介するのは黄金時代のシカゴブルズや連覇を果たした時のロスアンゼルス・レイカーズが活用していたオフェンスであるトライアングルオフェンスをご紹介します。
やり方をマスターして、ぜひ各々のチームに持参して活用してみてください。
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Contents
『そもそもトライアングルオフェンスとは?』
トライアングルオフェンスはテックス・ウィンターの著書「トライアングル・オフェンス(1962年)」に紹介されている、
基本的な攻撃パターンを参考にして作られているということは皆さんご存知でしたでしょうか?
トライアングル・オフェンスの由来となった、このシステムの元々の名称は「トリプルポスト・オフェンス」と言います。
この名前はポストプレーヤーの連続した左右方向のポジションチェンジの動きから名付けられています。
ポジションチェンジをしながら、5番や4番の選手に限らず3番の選手もポストアップし、
その動きに合わせて5番の選手が3Pライン外に出るようなプレイをします。
ポジションに縛られることなく”変幻自在”な動きをすることで相手に予測させないオフェンスが可能になります。
トライアングルオフェンスとはどんなセットオフェンスなんでしょうか?紐解いてみましょう!!
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『トライアングルオフェンスのパターン1:サイドライントライアング』
トライアングルオフェンスのパターンの1つは、
サイドライントライアングで始める形があります。
45度、センター、0度の3人でトライアングルを作りプレーを開始します。
この時の攻撃パターンとしては、センターにボールを入れてセンターで勝負するパターンや、
これまたセンターに入れるものの、45度と0度の選手がクロスして動く方法などいくつかあります。
動画もぜひか確認してみてください。
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『トライアングルオフェンスのパターン2:ガードへのセカンドパス』
2つ目の攻め方としては、トップのガードへパスをして1on1をさせる形があります。
これはトライアングルの選手にディフェンダーを意識させることで、
カバーディフェンスの裏をついて行うプレーになります。
応用版としては、トップ選手がダウンスクリーンをしてトライアングルと逆の
選手にトップでシュートを打たせるというものもあります。
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『トライアングルオフェンスのパターン3:フォワードへのセカンドパス』
3つ目の形として、逆サイドのスキップパスがあります。
トライアングルを作り相手をトライアングルに意識させることで逆サイドの選手が
ノーマークになることがあり、とても有効的です。
ただこの判断はボールを持っている45度の選手が行う形となるので、
45度の選手はしっかりとフロアを把握したうえでプレーをしなければいけません。
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【まとめ】『NBAチームに学ぶセットオフェンス~トライアングルオフェンス~』
いかかだったでしょうか?
・そもそも「トライアングオフェンス」って何?
・トライアングルオフェンスのパターン1:
・トライアングルオフェンスのパターン2:
・トライアングルオフェンスのパターン3:
今回はNBAで駆使されている戦略の1つである、「トライアングルオフェンス』についてご紹介しました。
NBAにはまだまだ日本人でも活用できる、プレーが多く眠っています。
今後も選手とともにご紹介をしていくので是非参考にしてください。
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