こんにちはcoach”T”です。
NBAファイナルが終了しました。
今年もまた一つ楽しみが終わってしまったかと思うと少し寂しくもあります。
今回もNBAプレイオフから育成年代のバスケットボール指導に使える要素をご紹介していきます。
今回ご紹介するのはロサンゼルスレイカーズです。
2020NBAファイナルでマイアミヒートとロサンゼルスレイカーズには決定的な差があったと感じています。
それは『2Pジャンパー』です。
ここ数年はストレッチビッグ、P&R、3&Dがかなり重要視されており、ゴール下シュートかレイアップ(ダンク)もしくは3Pといったシンプル且つ速い攻めがオフェンスの主流を占めていました。
2Pジャンパーは主にチームの中心選手いわゆるエースが打っていくことが多いかと思いますが、マイアミヒートのジミーバトラーも苦しい展開の時によく決めていました。
しかし、ロサンゼルスレイカーズはアンソニーデイビスとレブロンジェームスの2人でこれを行っていました。
特にレブロンジェームスのローポストからのフェイダウェイジャンパーはリーグを通して見ても誰も止められないのではないでしょうか。(ほとんど外したのを見たことがないという錯覚!?)
そんな『2Pジャンパー』のメリットについてご紹介していきます。
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Contents
【NBAファイナル】ロサンゼルスレイカーズ優勝に学ぶ2Pジャンパーのメリット①オープンの状態を作りやすい
2Pジャンパーのメリットの1つ目はオープンの状態を作りやすい点です。
どんなにディフェンスに優れている選手でも全ての空間をカバーすることは不可能です。
最初に挙げたようにロサンゼルスレイカーズのレブロンジェームスのようにローポストのポストアップ→フェイダウェイジャンパーを盤石な形にしているとディフェンスはドライブを警戒しているので後方へのチェックは後回しになってしまいます。
マイアミヒートに頑張ってほしいと思っていた私にしたら勢いに乗っているタイミングでのロサンゼルスレイカーズの2連続得点。
その中のオフェンスで大体入っていたのではないかと思うくらいこのフェイダウェイジャンパーがあった気がしています。
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【NBAファイナル】ロサンゼルスレイカーズ優勝に学ぶ2Pジャンパーのメリット②ドライブがしやすくなる
2Pジャンパーの2つ目のメリットはドライブがしやすくなる点です。
仮に前述のロサンゼルスレイカーズの例で例えるとレブロンジェームスのジャンパーを警戒してディフェンスをすると、どうしても前に出ないといけなくなります。
そうすることでディフェンスに隙が生まれるのでドライブがしやすくなります。
スピードがないなと感じているチームのエースを任されている方は2Pジャンパーを強化することでドライブがしやすくなります。
ウエストブルックやアデトクンボのような選手が2Pジャンパーを強化できたら手のつけようがない選手になりますね。
ヤニスアデトクンボに関する紹介記事はこちらをクリック。
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【NBAファイナル】ロサンゼルスレイカーズ優勝に学ぶ2Pジャンパーのメリット③ヘルプができない
2Pジャンパーの3つ目のメリットはヘルプができない点です。
よく中学校のバスケットボール部の先生などが「今のは仕方ない!切り替え!」といっているのを聞いたことがある人もいるかと思いますが、ディフェンスの形を崩していないのでヘルプのしようがありません。
最近のNBAではブロッカーの役割を徹底し、ゴール近辺はかなりタフなシュートになることが多いですが、2Pジャンパーはヘルプのしようがないので強力なブロッカーを用意しているチームにこそ2Pジャンパーが効くのではないでしょうか。
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【NBAファイナル】ロサンゼルスレイカーズ優勝に学ぶ2Pジャンパーのメリットまとめ
いかがでしたか?
今回紹介した2Pジャンパーのメリットは以下の通りです。
●【NBAファイナル】ロサンゼルスレイカーズ優勝に学ぶ2Pジャンパーのメリット①オープンの状態を作りやすい
●【NBAファイナル】ロサンゼルスレイカーズ優勝に学ぶ2Pジャンパーのメリット②ドライブがしやすくなる
●【NBAファイナル】ロサンゼルスレイカーズ優勝に学ぶ2Pジャンパーのメリット③ヘルプができない
私以上のような2Pジャンパーのメリットがあることから、プレーオフを通して安定した2Pジャンパーを決めることができていたレブロンジェームス、アンソニーデイビス率いるロサンゼルスレイカーズがマイアミヒートとの激戦を制したのではないかと思っています。
マイアミヒートのジミーバトラーは元々ディフェンスだけの役割の選手でしたが、このNBAプレーオフのように安定した2Pジャンパーを決め続けることができるようになったことで「NBAのスター級」の選手になって、今回ファイナルまで進めたのではないでしょうか。
私は指導にあたる際にも2Pジャンパーについてはかなり重要視しており、ポジション問わず積極的に打つように声がけをしています。
NBAプレーオフも終わり寂しくなってしまいますが、ここからは移籍市場の話なども盛り上がってきて、ドラフトロッタリーも目前です。
これからもNBA、バスケを楽しんでいきましょう!
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