こんにちは。coach”T”です。
今回はNBAプレーオフのまとめ(後編)です。
皆様の指導観点の引き出しを増やすのにぴったりな記事となっています。
NBAプレーオフは終わってしまいましたが、見返す時などの着眼点として読んでいただけると幸いです。
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Contents
【指導者必見】2020NBAプレーオフに学ぶ育成年代の指導まとめ(後編) ①ジミーバトラーのディフェンス
最初に取り上げるのは「ジミーバトラーのディフェンス」です。
ジミーバトラーがディフェンスの名手であることは周知の事実ですが個人的にはジミーバトラーのディフェンスがレブロンジェームスに対してどこまで通用するかにかかっていると考えています。
第1戦では奮闘はしていたものの、捻挫の影響もあってか「レブロンジェームスの大暴れ」といった内容だったと思います。
もちろんアンソニーデイビスも暴れていましたが、僕の印象としては終始レブロンジェームスがゲームを支配していたように感じました。
36歳になっても年々進化し続ける「キング」。
そんな相手に1on1でどのようにジミーバトラーが守っていくのか。
それは必ず指導の現場でも「ジャイアントキリング」を起こす要素になると思っています。
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【指導者必見】2020NBAプレーオフに学ぶ育成年代の指導まとめ(後編)②ヒートの若手の覚醒
2つ目は「ヒートの若手の覚醒」です。
ヒートはここまでの勝ち上がりでバムアデバヨ、タイラーヒーローといった若手が爆発して勝ち上がってきました。
そしてcoach”T”がファイナルで爆発を期待している選手は「ケンドリックナン」です。
レギュラーシーズン破竹の勢いで活躍しオールルーキー1stチームの座を勝ちとったケンドリックナンですが、ここまで出場時間さえも減ってしまっていました。
しかし、第1戦では途中出場ながらハンドラーとしてインパクトを与えていたことも間違いではありません。
そんなケンドリックナンに対してどのようなオプションでゲームに臨ませるのか。(どういう状況を任せるのか)
またそこでの爆発はあるのか。
指導者として学びながら楽しんでいきたいと思っています。
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【指導者必見】2020NBAプレーオフに学ぶ育成年代の指導まとめ(後編)③レブロンジェームス、ラジョンロンドのバスケットボールIQ
最後はレイカーズのレブロンジェームスとラジョンロンドの「バスケットボールIQの高さ」です。
今年のレイカーズはこの2人のバスケIQ の高さをそれ以外のタレントがコートで表現するチームという印象です。
また2人が同時にコートに立つときにはレブロンジェームスがオフボールでのカッターの役割もこなすため、ディフェンスが的を絞ることができない変幻自在の攻撃を見せています。
昔のレブロンジェームスとの違いはこういった「ボールを持っていないところの動き」で、歳を重ねて熟練したプレーといった感じになってきています。
第1戦でもそういったプレーが有効に効いていたのでレブロンジェームスもチャンピオンリングに向かって出し惜しみすることなく使ってくるでしょう。
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【指導者必見】2020NBAプレーオフに学ぶ育成年代の指導まとめ(後編)④2ジャンパーはオープンの状態を作りやすい
2Pジャンパーのメリットの1つ目はオープンの状態を作りやすい点です。
どんなにディフェンスに優れている選手でも全ての空間をカバーすることは不可能です。
最初に挙げたようにロサンゼルスレイカーズのレブロンジェームスのようにローポストのポストアップ→フェイダウェイジャンパーを盤石な形にしているとディフェンスはドライブを警戒しているので後方へのチェックは後回しになってしまいます。
マイアミヒートに頑張ってほしいと思っていた私にしたら勢いに乗っているタイミングでのロサンゼルスレイカーズの2連続得点。
その中のオフェンスで大体入っていたのではないかと思うくらいこのフェイダウェイジャンパーがあった気がしています。
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【指導者必見】2020NBAプレーオフに学ぶ育成年代の指導まとめ(後編)⑤ドライブがしやすくなる
2Pジャンパーの2つ目のメリットはドライブがしやすくなる点です。
仮に前述のロサンゼルスレイカーズの例で例えるとレブロンジェームスのジャンパーを警戒してディフェンスをすると、どうしても前に出ないといけなくなります。
そうすることでディフェンスに隙が生まれるのでドライブがしやすくなります。
スピードがないなと感じているチームのエースを任されている方は2Pジャンパーを強化することでドライブがしやすくなります。
ウエストブルックやアデトクンボのような選手が2Pジャンパーを強化できたら手のつけようがない選手になりますね。
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【指導者必見】2020NBAプレーオフに学ぶ育成年代の指導まとめ(後編)⑥ヘルプができない
2Pジャンパーの3つ目のメリットはヘルプができない点です。
よく中学校のバスケットボール部の先生などが「今のは仕方ない!切り替え!」といっているのを聞いたことがある人もいるかと思いますが、ディフェンスの形を崩していないのでヘルプのしようがありません。
最近のNBAではブロッカーの役割を徹底し、ゴール近辺はかなりタフなシュートになることが多いですが、2Pジャンパーはヘルプのしようがないので強力なブロッカーを用意しているチームにこそ2Pジャンパーが効くのではないでしょうか。
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【指導者必見】2020NBAプレーオフに学ぶ育成年代の指導まとめ(後編):まとめ
いかがでしたか?
NBAプレーオフ前半で僕が学んだNBAプレーオフ(ファイナル)から学んだ点は以下の通りです。
●【導者必見】2020NBAプレーオフに学ぶ育成年代の指導(前編)①ジミーバトラーのディフェンス
●【導者必見】2020NBAプレーオフに学ぶ育成年代の指導(前編)②ヒートの若手の覚醒
●【導者必見】2020NBAプレーオフに学ぶ育成年代の指導(前編)③レブロンジェームス、ラジョンロンドのバスケットボールIQ
●【導者必見】2020NBAプレーオフに学ぶ育成年代の指導(前編)④2ジャンパーはオープンの状態を作りやすい
●【導者必見】2020NBAプレーオフに学ぶ育成年代の指導(前編)⑤2Pジャンパーはドライブがしやすくなる
●【導者必見】2020NBAプレーオフに学ぶ育成年代の指導(前編)⑥2Pジャンパーはヘルプができない
シーズンは終わってしまいましたが、ドラフトロッタリーやFA動向などまだまだNBAはおもしろい行事が残っています!
NBAオフシーズンもバスケットボールを楽しんでいきましょう!
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