【NBAニュース】第69回NBAオールスターゲームのチーム決定

日本時間2月7日(金)、NBAオールスター2020で行なわれる第69回NBAオールスターゲームのチーム編成を決める「オールスタードラフト」が行なわれました。NBAオールスター投票2020 presented by Google(ファン投票)で各カンファレンスの最多得票を集めたロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズと、ミルウォーキー・バックスのヤニス・アデトクンボがそれぞれキャプテンに選ばれました。両キャプテンはチーム・レブロン、チーム・ヤニスのキャプテンとしてチームを編成し、昨年と同様オールスターゲームで対戦する形となります。レブロン・ジェームズは16年連続16回目、ヤニス・アデトクンボは4年連続4回目のオールスター選出となっています。

ヘッドコーチはチーム・レブロンがレイカーズのフランク・ボーゲル、チーム・ヤニスがラプターズのニック・ナースが務める形となります。また、今回のオールスターゲームはクォーターごとに勝利チームを決めて勝者が選んだ慈善団体に寄付をする新たなフォーマットを採用します。チーム・レブロンはChicago Scholars、チーム・ヤニスがAfter School Mattersに賞金を寄付する形となっています。

NBAオールスターの新フォーマットとしては、最初の3クォーターはそれぞれ0-0からゲームをスタートし12分間で勝敗を決する形となります。第4クォーターは「ファイナル・ターゲット・スコア」(最終目標得点)が設定され、どちらかのチームがその点数に達するまで、時間無制限で争われるというものになります。

この新しい4クォーター制への変更は、18回のオールスター選出、史上最多タイの4回のオールスターMVPを受賞したコービー・ブライアントに敬意を表することと、試合終盤の興奮度を高めすべてのクォーターをチャリティに充てるという意図も含まれています。またオールスター自体のシカゴで開催されるNBAオールスター2020におけるその他のブライアントに対する追悼企画は後日発表される予定となっています。

最初の各3クォーターの勝利チームが選んだ地域団体にはそれぞれ10万ドル(約1100万円)、合計30万ドル(約3300万円)が寄付され、最初の各3クォーターはそれぞれの12分間でより多く得点したチームが勝利チームとなります。またNBAオールスターゲームの勝利チーム(最終目標得点に先に到達したチーム)は、20万ドル(約2200万円)の寄付金を地域団体のために獲得することになります。また細かいNBAオールスター2020のルール変更は発表され次第再度ご説明します。

これまでのNBAオールスター2020のファン投票結果はこちらをご確認下さい!

またチーム・ヤニスとチーム・レブロンが対戦する第69回NBAオールスターゲームは2月16日(同17日)にイリノイ州シカゴのユナイテッド・センターで開催されます。

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Contents

NBAオールスター:チームヤニスメンバー

過去出場回数選手(所属)
4 (スターター)ヤニス・アデトクンボ(バックス)
4 (スターター)ケンバ・ウォーカー(セルティックス)
3 (スターター)ジョエル・エンビード(76ers)
1 (スターター)パスカル・シアカム(ラプターズ)
1 (スターター)トレイ・ヤング(ホークス)
1バム・アデバヨ(ヒート)
5ジミー・バトラー(ヒート)
6カイル・ラウリー(ラプターズ)
2クリス・ミドルトン(バックス)
1ドノバン・ミッチェル(ジャズ)
1ブランドン・イングラム(ペリカンズ)
1ジェイソン・テイタム(セルティックス)

チーム・ヤニスのキャプテンであるヤニス・アデトクンボ(ミルウォーキー・バックス)はジョエル・エンビード(フィラデルフィア・76ers)を指名しその後もイースタンカンファレンス中心のメンバーを指名していきました。

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NBAオールスター:チームレブロンメンバー

過去出場回数選手(所属)
16 (スターター)レブロン・ジェームズ(レイカーズ)
8 (スターター)ジェームス・ハーデン(ロケッツ)
7 (スターター)アンソニー・デイビス(レイカーズ)
4 (スターター)カワイ・レナード(クリッパーズ)
1 (スターター)ルカ・ドンチッチ(マーベリックス)
1ルディ・ゴベア(ジャズ)
2ベン・シモンズ(シクサーズ)
2ニコラ・ヨキッチ(ナゲッツ)
5デイミアン・リラード(ブレイザーズ)
1ドマンタス・サボニス(ペイサーズ)
10クリス・ポール(サンダー)
9ラッセル・ウェストブルック(サンダー)

チーム・レブロンのキャプテン、レブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)が1巡目最初の指名を行ない、チームメイトであるアンソニー・デイビス(レイカーズ)を選択しその後もウエスタンカンファレンス中心に選手をピックしていきました。

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中学時代にアメリカでバスケを経験し、日本人にはない独特のプレイスタイルでバスケを楽しんでいる。

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